介護初心者の方へ

ご本人が望むその人らしい生活を実現するために

生活の自立度を高め寝たきりにならないように

介護用ベッドや車椅子をはじめとした福祉用具は、加齢などにより低下したご本人の身体機能を補うとともに、世話をする介護者の負担を軽減するように工夫されています。福祉用具を利用することで、より安全に、ご本人にできることを増やし、やりにくかった行動をやりやすくすることで、食事・排泄・入浴など、日常生活の自立度を高めます。
福祉用具の目的は、寝たきりにならないように生活の自立度を高め、ご本人が望むその人らしい生活を実現することなのです。

福祉用具を活用して、やる気を引き出すお手伝いを

介助が必要になると、どうしても生活範囲が狭くなってしまいがちです。しかし、動かずにじっとしていると身体機能が衰えるばかりか、生きる意欲さえも低下してしまう恐れがあります。ですから、福祉用具を利用してご本人が「できる」と思える環境を整えることが大切です。ご本人が目的を持ち主体的に行動できると動作の自立度が高まり、コミュニケーションの機会も増えることで、生活の意欲を高める刺激が得られるようになります。これらが相互に影響しあうと良い循環を生み出します。

まず、布団やベッドから出て、目的の場所に移動する

生活の自立度を高めるためには、まず布団やベッドから出られることが大切です。そして、食事は食卓で、排泄はトイレでなど、それぞれふさわしい場所で行えるようにして生活範囲を広げていきましょう。

生活範囲が広がると

福祉用具を選ぶ前に理解しておきたいこと

動作ではなく生活行為を実現する

わたしたちは、基本的な動作を組み合わせて何か目的となる行為を行い、生活しています。たとえば、入浴という行為には、居間や寝室から浴室への移動、脱衣などの動作を組み合わせることが必要になります。つまり、目的は何か、どんな動作を行うのか、そのためには、どこにどのような支援が必要なのかを、ご本人の状態に応じて考える必要があるのです。

用具の特徴を把握する

福祉用具にはさまざまな種類があり、それぞれに目的があります。万能ではないことを認識して、用具の特徴を把握したうえで、目的とご本人に合ったものを選びましょう。また、福祉用具の中には、その操作に知識と技術が必要なもの、すぐには生活になじみにくいものなどもあります。適切に使用できるかどうか事前に確認して、導入後も使用状況を確認しながら継続的に見直しましょう。

保険制度を使う(レンタル/購入)

「介護保険制度」「自己負担1割」「要介護認定」…。福祉用具を利用するにあたって、これらの言葉を耳にしたことがあると思います。福祉用具に関係する保険制度(助成制度)、福祉用具のレンタルや購入の仕組みや概要を、事前に把握しておきましょう。

 

TOPへ